不滅の詩

画像


 時は流れたりしない。
 ただひとが変わっていくだけだ。

 ぼくはセピアの写真のなかで朽ちていく。
 ぼくの言葉は時代の心臓を貫きはしなかった。
 
 君はぼくを忘れていい。
 ぼくの声を
 眼差しを忘れていい。

 けれどぼくの言葉が君の魂を貫いたなら、
 ぼくの血はそこから君の死の時まで流れる。

 生滅する永遠の雲。
 億の夜空を周天する星月。

 やがてあの言葉が甦える。
 誰のものでもないあの言葉が。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

aoi
2007年10月04日 05:02
ジョン・レノン大好きです!
 &
とてもE・Gさんらしい言葉と映った写真。。。
感じ入るものがあります。
始まりも終わりも無い普遍と永遠が循環して
還っていくような・・・。

>生滅する永遠の雲。
 億の夜空を周天する星月。

 やがてあの言葉が甦える。
 誰のものでもないあの言葉が。

この部分に特に
E・Gさんの存在を感じました^^
E・G
2007年10月04日 20:24
aoiさん
さすがですね、そうです最後の四行が核心です。
前半はジョン・レノンも意識しつつ、最後には、すべてのひとのものであり同時に誰のものでもない言葉、言葉以前の言葉に想いがめぐっていくのでした。

政治的メッセーッジの色濃い頃のジョン・レノンの歌は敬遠したいですが、「イマジン」などは歌詞も曲も肩の力が抜けていい感じです。
多くのひとが反戦平和を訴える歌だと思っていて、もしかしたら彼自身もそう思っていたのかもしれませんが、ほんとうのところはごくパーソナルな感性でつくられた歌だと思います。
この曲や「ゴッド」のようにあらゆるもの(神、国家、彼自身が尊敬したアーチストやビートルズなど・・)を否定していけば当然自分自身に還らなければならず、彼がもっと長生きしていればどんな歌をつくっただろうと想像するのは面白いです。
しえる
2007年10月06日 09:26
秋らしくなりましたね。
ウィンドウ越しのお写真、とても素敵ですね。
そして、夢のお話し・・・
どんな秋の景色を映されるのでしょう。
E・G
2007年10月06日 20:39
しえるさん、こんばんは。
日ごとに秋めいてきますね、今日はあたたかかったですが。
この写真は、神保町周辺を歩いていたときに、眼鏡屋のショーウインドー越しに発見したものです。
古くからある眼鏡屋さんのたたずまいと、ジョン・レノンの写真がいい感じで調和していました。

ジョンもずっと写真のなかで夢を見ているのでしょうかね。
夢は現実です。

この記事へのトラックバック