迷宮(labyrinth)

画像


この世界は迷宮だ。
汚辱と無垢、残酷と優しさ、無知と叡智・・。
それら入口から出口までのおそろしく錯綜した迷宮がこの現実だ。
ひとは迷宮を迷宮であると自覚しないまま、そのくせ迷いのなかで生きている。

けれど実を言えば迷宮など存在していない。
その入口や出口があるわけでもない。
汚辱と無垢、残酷と優し、無知と叡智の区別など本来この世界には存在していない。
迷路に眼を凝らしてみつめるならば霧が拭われ、本来の道が現れるだろう。
そうしてめざすべき光りが眼に入ってくる。

迷宮とはひとのこころが生み出す幻影だ。
ひとはそれを現実という。

(あくまで自戒のための文です。)

※ところで映画『パンズ・ラビリンス』は残酷と無垢をめぐる神話であった。子供に見せられないという批評もあるが、むしろまだ無垢をとどめている(大人も含めて)者にこそ見せるべき映画ではないだろうか。
無垢に至る道は残酷な試練の連続である。けれど真に無垢を生きる時、残酷な現実というものも実態を失うのである。

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この記事へのコメント

aoi
2007年11月09日 19:59
E・Gさん、こんばんは♪
異次元に迷い込んだような・・・
不思議な(^^)v いい写真ですね!!

>むしろまだ無垢をとどめている(大人も含めて)者にこそ見せるべき映画ではないだろうか。

ホント、そうだなぁと思います。。。


>無垢に至る道は残酷な試練の連続である。けれど真に無垢を生きる時、残酷な現実というものも実態を失うのである。

E・Gさんの感性を通すと・・ 
映画がさらに面白くなります。
なるほど・・・ と頷きながら
楽しみに読ませて頂きました*^^*
E・G
2007年11月10日 20:14
aoiさん、こんにちは。
こんな記事にコメントする方がいるとも思い
いませんでした。どうもありがとう。

『パンズ・ラビリンス』はSMAPのゴロー
ちゃんも「月イチゴロー」で10年に一度の
傑作と言っていましたよ。

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