いつか

画像



金木犀の香りに絡めとられ
眼差しの夢におぼれる朝

静かに振られたフラスコのなかで
あの日の青空が蒸発する

<いつか>

約束の言葉がなぜ
別離を意味するのか

私たちは永遠を捨てて
永遠の空に流れた

腕時計の文字盤のなかを
流れる雲と私の影がよぎる

さまよう昨日の風が
吹き渡る原は海のように・・・

<いつか>

名も顔も忘れ果て
私たちは優しくすれ違うだろう




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この記事へのコメント

於兔音
2009年10月03日 14:50
忘れ果てた、夢の欠片を
いつか・・・

わすれたままに。

わすれたまま、思い出す。
そんな雨が降っています。
        
E・G
2009年10月03日 22:52
於兔音さん
いつも、お気遣いありがとうございます。

わすれたまま、思い出す・・という表現はいいですね。
思い出した時、思い出そうとしていた誰かは忘れさられ
るのでしょうか。

あ、今夜なんとかお月見できましたね!
れんげ
2009年11月03日 14:49
>名も顔も忘れ果て
>私たちは優しくすれ違うだろう
年齢を重ねると
現実的には忘れてしまうことが増えて
自分ではない私が生き始めるようです。
それでも、優しくすれ違っているのだとしたら
嬉しいですね。

こんにちは、EGさん。
冬眠中でしょうか?
いつまでも待っていますね。
気持ち玉を残して・・・。
E・G
2009年11月03日 18:52
れんげさん!
おひさしぶりです。
ご心配いただき、ありがとうございます。
そうですね、自分でも久しぶりにここにきました(笑)
ひとつには忙しいということもあるのですが、それを
言い訳に怠けています。
「自分ではない私が生き始める」ということ、激しく
うなずけます。
自分ではない私が熱を帯びて語りだす、その日を待っ
ていてくださいね。

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