追想

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語り尽くすことなど
誰にもできはしない

語られなかった言葉を抱いて
わたしも誰かの憶い出になろう

あなたの夢はひとつの眼差し
さしのべられた手にふれると

すべては永遠の痛み-幻となる
薔薇は内部に語りはじめる






この記事へのコメント

さんがつ
2013年05月26日 04:33
花陰であなたは何を語るのであろう
いえ、耳を澄まし
聴きいる 語られる物語…

わたしにも 聞かせてほしいですわ(^.^)

E•G
2013年05月26日 22:40
話す
喋る

ではなくて
〈語る〉

それは互いの共通の物語を
憶い出すための秘儀ですね


tycho
2013年07月12日 01:31
赤い薔薇を見ると思い出すのが、イングリッド・バーグマン
最近、彼女の映画を見ました。
過去も観ていますが、機微も鞘当も知らない、子供の時に観た一度きりの映画だったので、随分と昔になります。

結末に到る二人の物語は、不器用な男と女のお話だけれども、私は、三人の居場所探しの話に思えます。
だから、本物か偽者かの結論は、二の次だと私には感じました。
素直に見れば、そのままの話なのだけれども、長い時間を空けてもう一度見てみると、また違った楽しみがありますね。
今更ながらに、其々の立場を軸にした3人の物語として見れるようになった次第です。

それにしても、この作品のイングリッド・バーグマンは美しいですね。
彼女の生き方は"私が後悔するのはしなかったことであり、できなかったことではない"の言葉通りであり、都度の情熱を奉げるその奔放な浮名も含めて"ハリウッドの聖女"なのでしょうね。
彼女の女優としてふたたび生きる決意が見える映画なのだけれども、ヘレン・ヘイズのそれぞれ二人を見る"目"の演技も素晴らしいです。
とても良い映画ですよね。

ところで、この"追想"は、イングリッド・バーグマンに奉げた詩としても読めますね。
EGさんは、ファンなのですか?(笑)
E・G
2013年07月13日 23:47
tychoさん

お久しぶりです。体調がいまひとつなことを言い訳に更新をさぼっていますが、コメントいただきうれしいです。

イングリッド•バーグマン・・・
初めて見たのはヒチコックの「白い恐怖」だったでしょうか。知的で意思的な美貌にたちまち惹きつけられました。。

けれど、バーグマンの魅力はそのような外見だけではなかったのですね。
あの清冽な眼差しの奥に秘められたもの-それを狂気と呼んでは大げさすぎるかもしれませんが、彼女が執心したジャンヌ・ダルクに通じる聖なる狂気とでも呼ぶべきものを彼女もまた宿命的に持ち合わせていたようです。
聖なるがゆえに決して叶えられない渇望、バーグマンの魅力は、役においても人生においても、内なるダイモンの声に導かれることを拒まなかった潔さにあったようです。

ここに載せたものはイングリッド•バーグマンに捧げた詩というわけではないですが、ダイモンの声を聴けるすべてのひとへ捧げた詩であるとは言えますね。

え〜「追想」ですが、今度観ておきます(汗)

ところで、《イングリッド•バーグマン》という薔薇の品種、偶然ですがブログの紅薔薇と似てるような? 笑
S子
2016年05月08日 12:41
このころから、体調を崩しておいでだったのですね。
私も、その頃不調で夏に、2月入院をしていました。

きれいな紅バラ、私の大好きなお花。鮮明な美しいお写真とともに心の中へしまっておきます。いろいろ教えて戴いたこと、美しい言葉の数々。そして森への道の散策。決して忘れません。
最後のコメントに、お返事は戴けませんでしたけれど、読んで下さったことと思います。ありがとうございました。

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