永遠の窓辺

  『永遠の窓辺』    桜のひしめく空に    あなたの窓が開かれた    窓辺に頬杖をつき    夢見るあなたの瞳に    無限に散る花びら    あなたは夢を見、    夢に見られている。    あなたは永遠の瞬間を    ぼくたちの記憶のなかを    果てなく旅している    あなたは…
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名づけられぬもの

「言葉」、「愛」、「いのち」、「存在」・・これらは同じあるものを別の角度からみての仮の名前ではないだろうか? それは言葉の果ての言葉であり、それは愛が滅びても続く愛であり、それはいのちを生みまた滅するいのちであり、それは存在しない存在であるだろう。 わたしはそれに決して近づけず、それの周囲を狂おしく回っているが、同時にその中…
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憶い出のために

君は隠れている ひとごみのなかに 仕事のなかに 通勤電車の無表情のなかに そして日々の疲れのなかに けれどある日君は恋をする すると君自身があふれてくるのだ もはや君は君であることを隠すことができない なにより君自身に隠せない そして愛という謎をとおして世界が現れてくる。 君に手を差しのべるのはただの…
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あふれる

あふれる わたしはあふれたいのだ わたしのなかから 名づけられぬ深みから あふれたい あふれくるものはわたしであり わたし以前のいのちであり 言葉であり 愛であり 大空にはばたこうとする翼であり 永遠の眼差しであり そうして 何ものでもないゆえに   差しのばす三月の両手いっぱい 花々はいっせ…
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春の夢

   春の夢を見ましたか    幻ゆえに美しい    遠いゆえに懐かしい    風のなかの    白い手のような    愛のなかの    残酷な言葉のような    美しい夢を・・・
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2月の花

 凍りついた花を抱いて  君は眠っている  とじたまぶたをおしあげて  あふれくる透明な時の重み  (なぜ生きているのか)  2月の身を切るような風が  はなびらにそっとささやく  (何処へ行けばいい)  君のもっとも深い場所に         届くべき言葉の在りかへは  君の夢のなか…
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星の眼差し

  眠れぬ夜   わたしはひとつの星を想う   遠くて近い 懐かしい輝き   打ち寄せるひかりの波のなかで   わたしは眠りに反転し   孤独な宇宙のなかにめざめる     そして地球をみつめているのだ   ただみつめるだけの遥かな眼差しで   わたしはわたしをみつめている   わたしの愛した人々…
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沈黙の海(言葉)

 沈黙は言葉がなくても存在し得る。けれど沈黙なくして言葉は存在し得ない。                                 『沈黙の世界』-ピカート  私は、現代人が失いかけているのは「話しあい」などではなくて、むしろ「黙り  あい」だと思っている。                        …
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雪は白き火のごとく

はりつめし君の眸を閉ざしつつ雪は降るなり白き火のごと  久しぶりの短歌もどき。歌会始のお題が確か「火」でした。雪と火はすごくお似合いという感じがする のですが?
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飛翔

    鳥は飛翔するために     限りなく身体を軽くして     強い筋肉の力で羽ばたく     ひとは飛翔するために     限りなく心を軽くして     自由な魂の力で羽ばたく
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光耀の道

すべては流転する。 わたしも流転していく。 陽は昇り、沈み、また昇る。 昨日のわたしは死に、 今日のわたしが生まれ、 真実のいのちをつないでいく。 別れと出会いを繰り返し わたしは見知らぬ場所へと 運命とともに歩いていく。 わたしは歩いていく。 死ぬため、生まれるため、 また決して変わらぬため…
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魂の果ての神

 街中に大小のクリスマスツリーやイルミネーションが飾られて、心が浮き立つ季節になった。クリスチャンでもない多くの日本人が浮かれ騒ぐのはおかしいという意見もあるだろうけれど、日本人にとってはキリストも八百万の神様のうちのひとりなのだろう。寒いさびしい冬に華やかなひとときを創出するのは生活の知恵といえないこともない。  だがそれと…
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挽歌

わたしを生きるために私を捨てる 落ち葉のように豊かに身を投げ 降りやまぬ時間に埋め尽くされて つめたい雨を頬に感じなくなるまで
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燃ゆる思考

紅葉の公園をゆっくりと歩く。 僕に踏まれ、靴底で軽やかに砕けていく落ち葉たち。 樹木の枝にはまだ落ちまいと懸命に、最期のいのちを燃やしてい葉がある。 なぜ樹木は毎年、このドラマを繰り返すのか? 樹木のいのちはなぜこのようで在り続けるのか? そして樹木のいのちに思いを馳せるぼくのいのちはどうしてここに在り、このようで在る…
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場所

いつか君と 此処に立っていたのだ 夢は続き 君の姿はいまは見えない 懐かしいなみだのように 夕暮れが空を降りても ふたりは永遠に出逢わず 永遠に離れることもない ※ネットに繋げる時間がなかなか取れないため、コメント欄はしばらく休止させていただきます(またいずれ復活させますし、記事そのものも…
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わたらせ渓谷鉄道

トロッコというと芥川龍之介の短編小説を思い出す。 資材運搬用の二人乗りのトロッコに少年が乗って、小さな旅をしたはいいけれど、最後には怖くなって家に飛んで帰ったというような、ほほえましい物語だった・・。 「わたらせ渓谷鉄道」のトロッコ電車は、トロッコというにはかなり堂々とした乗り物だった。 けれどもテレビ局も撮影にきてい…
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迷宮(labyrinth)

この世界は迷宮だ。 汚辱と無垢、残酷と優しさ、無知と叡智・・。 それら入口から出口までのおそろしく錯綜した迷宮がこの現実だ。 ひとは迷宮を迷宮であると自覚しないまま、そのくせ迷いのなかで生きている。 けれど実を言えば迷宮など存在していない。 その入口や出口があるわけでもない。 汚辱と無垢、残酷と優し、無知と叡智の…
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秋空

          きみのてをとり           あのつばさのように           ひかりのはてを           こえていこう 昨日、今日と秋晴れの澄んだ青空が広がっている。 特に昨日は複雑な模様を描く雲の様子が面白く、朝から夕暮れまで何度も空を見上げていた。羽根雲、綿雲、筋雲、巻雲などが生まれて…
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