テーマ:詩片

天動説

天動説 月は濡れて胸に墜ちる 星々が撒き散らされ 神話が魂たちのうちに宿る ( 船は生も死もない海へと乗り出しました ) あなたは永遠の邂逅のために 終わりなくわたしを巡っている だからわたしは独りの中心となって すべての外部とともにそこに在る ( ただあなたを想って逆巻く星雲のように独り ) …
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

彼の行方

. あれは何処だつたのだろう ぼくは生きていたといえるのだろうか? 真新しい背広を着たかなしみ 陽炎のようなひとの群れから離れ ビルの窓からあふれる夕陽のなかを あの日ぼくは歩み去っていった
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

おまえの名を

おまえの名を そっと呼んでいる おまえの名を 甘やかに噛みしめている おまえの名は 路傍の小さな黄色い花 おまえの名は 夕べすれ違った悲しい瞳 おまえの名は 星々の明滅のうちに通信され おまえの名は 海の無限の波間に歌われる おまえの名を 夜は優しく抱きしめるだろう おまえの名…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ともだち

いつも一緒だね 夕陽が落ちても 雨が降っても (さよなら三角また来て四角) 時が流れても 雲が流れても いつも一緒だね 桜の花びらが舞って 雪に君が見えなくなって (おみやげみっつたこみっつ) いつか離ればなれになつて そこからまた時が積もって 歳をとっても 互いが互…
トラックバック:0
コメント:6

続きを読むread more

いつか

金木犀の香りに絡めとられ 眼差しの夢におぼれる朝 静かに振られたフラスコのなかで あの日の青空が蒸発する <いつか> 約束の言葉がなぜ 別離を意味するのか 私たちは永遠を捨てて 永遠の空に流れた 腕時計の文字盤のなかを 流れる雲と私の影がよぎる さまよう昨日の風が 吹き渡る原は…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

天空の花

これが世界! わたし美しく咲いたかしら 感じる あなたの驚き あなたのため息 あなたの熱い眼差し そして愛ゆえの切ない痛み あなたは知らないのね 一瞬こそ永遠であることを 時は流れたりしない 過去も未来もありはしないわ いのちこそ一瞬に咲く花 だからこの一瞬に抱かれるのよ わたし…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

真空の恋人

真空の恋人 手を離さないでください たとえひとつの運命が ふたつの身体に引き裂かれようと 魂の手でわたくしの手を 強く握りしめていてください。 (不在=愛は虚しい幻) 生はうつろい壊れてゆくものにすぎない と、あなたは言ったのだろうか? けれど見てください。 たしかに離れたはずのわたしたち…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

桜の園

桜は永遠に咲きつづける 散っていくのはひとのほうだ 桜が咲くので胸が騒ぐのか 一度きりの人生に胸が騒ぐのか 桜吹雪に君の姿はもう見えない (私は誰に呼ばれているのだろう?) 世界は夢のなかにとけて  ただ桜の園だけが浮かびあがる
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

あなたの愛

ひとの愛は 美しいもの 強いもの 満ちたりたものを求めて 上昇していく あなたの愛は 醜いもの 弱いもの 欠落したものの悲しみに 下降していく それゆえ あなたにひらかれた眼差しは しずかなかなしみを湛えているのだ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

記憶の街

時は止まり 時は動き始め わたしたちの胸のうちで 激しくざわめく記憶のかけら その場所を求め その場所から離れ わたしたちの胸へと深く
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

つかのまに触れ 離れていったあなたの手は いまどこを彷徨っているだろう わたしを開けばそこには あなたの手の想い出があふれている あなたの胸のうちにもわたしの 手の憶い出が秘められているように
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

向日葵

太陽ハカガヤキ 蒼穹ニ永遠ノ雲ハ流レ 向日葵ガ咲キ続ケル ヒトノ滅ビタ美シイ世界・・ ソンナ夢ヲ見タノカナ 向日葵畑デイツカ眠ッテ
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

海を想え

私 は 知 ら な い 海 の 深 さ を た だ 眼 を つ む り 魂 に 耳 を 傾 け る 時 海 の 孤 独 と 自 由 を 聴 く の だ < 海 を 想 え > 言 葉 と 愛 が 生 ま れ 夢 が 夢 を 夢 見 る 場 所 を
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

緑の窓

その窓の内側で 風が吹き渡っている 波打つ海のように 草原が続いている 一筋の道の彼方に 見知らぬ都のまぼろし わたしは眼を閉じる わたしが窓となるために
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

永遠の窓辺

  『永遠の窓辺』    桜のひしめく空に    あなたの窓が開かれた    窓辺に頬杖をつき    夢見るあなたの瞳に    無限に散る花びら    あなたは夢を見、    夢に見られている。    あなたは永遠の瞬間を    ぼくたちの記憶のなかを    果てなく旅している    あなたは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

あふれる

あふれる わたしはあふれたいのだ わたしのなかから 名づけられぬ深みから あふれたい あふれくるものはわたしであり わたし以前のいのちであり 言葉であり 愛であり 大空にはばたこうとする翼であり 永遠の眼差しであり そうして 何ものでもないゆえに   差しのばす三月の両手いっぱい 花々はいっせ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

春の夢

   春の夢を見ましたか    幻ゆえに美しい    遠いゆえに懐かしい    風のなかの    白い手のような    愛のなかの    残酷な言葉のような    美しい夢を・・・
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

2月の花

 凍りついた花を抱いて  君は眠っている  とじたまぶたをおしあげて  あふれくる透明な時の重み  (なぜ生きているのか)  2月の身を切るような風が  はなびらにそっとささやく  (何処へ行けばいい)  君のもっとも深い場所に         届くべき言葉の在りかへは  君の夢のなか…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

星の眼差し

  眠れぬ夜   わたしはひとつの星を想う   遠くて近い 懐かしい輝き   打ち寄せるひかりの波のなかで   わたしは眠りに反転し   孤独な宇宙のなかにめざめる     そして地球をみつめているのだ   ただみつめるだけの遥かな眼差しで   わたしはわたしをみつめている   わたしの愛した人々…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

光耀の道

すべては流転する。 わたしも流転していく。 陽は昇り、沈み、また昇る。 昨日のわたしは死に、 今日のわたしが生まれ、 真実のいのちをつないでいく。 別れと出会いを繰り返し わたしは見知らぬ場所へと 運命とともに歩いていく。 わたしは歩いていく。 死ぬため、生まれるため、 また決して変わらぬため…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

挽歌

わたしを生きるために私を捨てる 落ち葉のように豊かに身を投げ 降りやまぬ時間に埋め尽くされて つめたい雨を頬に感じなくなるまで
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

場所

いつか君と 此処に立っていたのだ 夢は続き 君の姿はいまは見えない 懐かしいなみだのように 夕暮れが空を降りても ふたりは永遠に出逢わず 永遠に離れることもない ※ネットに繋げる時間がなかなか取れないため、コメント欄はしばらく休止させていただきます(またいずれ復活させますし、記事そのものも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

秋空

          きみのてをとり           あのつばさのように           ひかりのはてを           こえていこう 昨日、今日と秋晴れの澄んだ青空が広がっている。 特に昨日は複雑な模様を描く雲の様子が面白く、朝から夕暮れまで何度も空を見上げていた。羽根雲、綿雲、筋雲、巻雲などが生まれて…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

不滅の詩

 時は流れたりしない。  ただひとが変わっていくだけだ。  ぼくはセピアの写真のなかで朽ちていく。  ぼくの言葉は時代の心臓を貫きはしなかった。    君はぼくを忘れていい。  ぼくの声を  眼差しを忘れていい。  けれどぼくの言葉が君の魂を貫いたなら、  ぼくの血はそこから君の死の時まで流れる。 …
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

誰か夢見し

   私たちは    誰の見ている夢なのだろう?    夢である私たちが    夢見る存在に思いを馳せるということ。    その手だてとして私たちもまた    夢見なければならないということ。    夢を見、    夢に見られ、    生きるとは・・・・・。
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

ちいさな花

 君のちいさな胸に  折りたたまれた希いは  世界よりも大きい  <痛み>は涙とはならず  幾重もの光りの羽となって  夜明けの空へ飛び立つだろう
トラックバック:0
コメント:14

続きを読むread more