テーマ:いのち

桜の樹の下で わたしたちは語りあう あなたの微笑みは陽にとけ ことばも陽にとけている (死などどこにもなかった) 夢見られて肩寄せる春の一日 ふと風が吹く こんなにも遠く近くあなたは
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パスワード

夏がやってくる前に 木漏れ陽に目が縫いつけられる前に 《思い出さなければ》 瓦礫となった言葉のかけら 海に呑まれた意味の泡のなかから 寄せては返す時のうねりの果て 無限の慟哭を刻んで佇つオベリスク 崩れ堕ちた神殿の記憶は新しい 夢を生む心臓からは血が流れ止まない パスワードは忘却された …
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祈り

あなたの記憶によって わたしたちは見い出されるでしょう かなしみはあなたとともに 夢と言葉のわだつみふかく沈み いのちの影-わたしたちは 祈りの像(かたち)となって待つのです
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揺れる世界で

頼りない、とはこのことか。 不動であるはずの大地がかくも無抵抗に揺らされ、津波のなかに意思を持たぬ人形のように人々が呑み込まれていく。 ひとの生に尊厳などあるのか?と改めて強く思わされた一瞬。 揺れたのは大地ばかりではない。ひとの心はそれ以上に激しく揺れた。不安と恐怖という波になすすべもなく足元を攫われたのだ。 腹だだしいほ…
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神秘

なぜ無いのではなく有るのだろう? なぜいのちは存在するのだろう? 儚くもまた永遠であるもの (そんなにも深い言葉はただ感じるほかはない) 雲は流れ 月は幾億もの夜を渡り なぜ感じるのだろう? なぜかなしみは海のようにあふれ 尽きない愛のように胸に打ち寄せるのだろう? (生まれる前から私がわたしで…
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感じる宇宙(コトバの海)

世界のことを考えている。海というものは不思議なものだ。 -西田幾多郎 感じなければ何も始まらない。 どんなに知識があつても決して届かず、感じることでしか 体験できない世界の 深さ、それを言葉にするこ…
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