恋について

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<恋に恋する>ということ
これが恋の始まりであり、恋のすべてであるかもしれない・・・



 恋ははじめ大きな歓喜であると同時に、それまで気付かなかった内なるたましいの発見を伴うものである(たとえ意識はされなくても)。
だからひとはそれに理屈もなく惹きつけられる。
恋の相手が優しいとか好みの顔立ちだとかいったことは、ひとが恋に陥る理由のほんの上っ面でしかない。
ましてや相手の経済力や学歴などといったものが恋する理由になどなろうはずもない。
恋する能力がない人間ほど現実離れした恋を嗤うが、恋とはそもそもそんな現実離れした体験なのである。

けれどいっときはたましいをふるわせた恋も、やがては形骸化されるという運命にある。
運がよければ恋が破綻なく成就し、それが何不自由もない結婚生活、家庭生活という喜びに引き継がれるかもしれない。
けれどそこにはもはや恋の歓びはなく別の喜び(満足)に取って代わられているだけなのだ。
恋に特有のあの神秘的感覚はもはやどこにも無い。
もっとも恋の歓びが他の喜びに変質したからといって、嘆くひとなどほとんどいないであろう。
それはそれで喜ばしいことなのかもしれないが・・・。

恋には謎が必要である。
恋を持続させるためにはたとえ結婚したとしても互いが謎の部分を持ち続けなければならない。
それはやはり一般的には至難の関係だろうと思う。
<恋の至極は忍ぶ恋>とは「葉隠」にもある言葉だ。

恋には距離と、それに伴う神秘、謎が必要なのだ。
そしてそのような恋だけが<在る>ことへの秘密へと、わたしを導いていく。

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この記事へのコメント

さんがつ
2007年07月23日 01:25
あぁ。まさに。。。
恋うる、ということの真実でございます。(涙.......
E・G
2007年07月23日 19:02
成就しない恋だけが永続するとは
なんという皮肉(あるいは恩寵)
でしょうかね(涙のち晴)
S子
2007年08月16日 17:04
成就しない恋だけが永続する・・・解るように思います。
E・G
2007年08月18日 19:56
S子さん、ご無沙汰しています。
恋はそうですね、だからといって成就しなくてもい
いと本気で思えるほど達観はしておりません^^

ところで、こんなところで聞くのも失礼なのですが、
S子さんのブログにコメントしてもいいのでしょう
か?以前ぼくがコメントしたものが消えていたので
もうコメントしないほうがいいのかな?と思ってい
たのですが・・?
S子
2007年08月22日 22:54
以前ぼくがコメントしたものが消えていたので
もうコメントしないほうがいいのかな?と思ってい
たのですが・・?~~~~~そ、そ、そんなことが有りましたか?
半角文字の変なのに毎日攻撃?されていまして、うっかり1日分を消してしまったことが有りました。わぁ~~て思った瞬間は地獄へ堕ちていました。何方と何方ということもわからなくって、お詫びすることも出来なかったのです。PCに疎い私、やっとスパム退治??出来て今はほっとしています。
EGさんの大切なコメントそのときだったでしょうか?本当に御免なさい。此方へは時々お邪魔しておりました。環ちゃんのところでも、コメント拝見しておりました。ちょっぴり妬ましく~(笑)
笑い事ではなく、本当に御免なさい。
E・G
2007年08月23日 19:45
S子さん
わかりました。
そういうことでしたら、また伺いますね。

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