降る雪に抱かれて

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雪に閉ざされる街で
君の声に振り返る
(何もかも幻)
つぶやいた君の
生きてきた時間が
うつむく横顔に降りしきる

雪降る音は聞こえない
聞こえるのは
ただ降り沈む時間の音・・・

孤独の見えない腕が
君をそっと抱きしめる
優しくあたたかく
空へと返すために
いつか


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この記事へのコメント

於兔音
2011年02月13日 14:54
「何もかも幻」と、
降る雪を見ているとたしかに思いますね。
このまま、
幻のかなたへ、連れていってほしいと・・・
  
E・G
2011年02月13日 19:15
於兔音さん

雪が幻であり
雪にとざされた世界が幻であり
わたしもなかば幻であるような・・
はるママ
2011年02月15日 14:54
東京で雪が降り積もるのは珍しいのでしょうか。
昨夜もまた降ったようですね。
こちらでは、雪が降るのは珍しくないのですが
それでも一面の銀世界になることはそれほど多くありません。
いつもと違う風景、何もかもが雪に覆われた景色を眺めていると、
まるで夢の世界のような幻想的な世界におもえるのですが、
むしろ、雪に覆われる前の世界の方が幻だったのかも・・
ともおもわせてくれますね。

E・Gさんの詩には、いつも優しさと温かさが感じられます。
私も孤独のみえない腕に抱かれて、いつか空へと返りたい・・
E・G
2011年02月15日 21:33
はるママさん

東京や神奈川でも、昔はもっと積雪があったように思います。
子供のころ、カマクラをつくった記憶もありますし。
最近はやはり地球温暖化のせいでしょうか?
ひさしぶりの雪でしたが、じっくり眺めるまもなく溶けてしま
いました。

雪にはほんとうの孤独に通じる優しさがありますね。
S子
2011年02月19日 16:59
・白い手紙がとどいて明日は春となるうすいがらすも磨いて待たう 斉藤史 (『魚歌』昭和15)

こちらも少し積もりました
春の便りを運んできたのかもしれません

E・G
2011年02月19日 22:37
S子さん

素敵な歌ですね。詩人好みだな、と何となく感じたのですが、
萩原朔太郎が激賞していた歌人だったのですね。

ほろびたるわがうつそ身をおもふ時くらやみ遠くながれの音す

この歌にも慄然としました。
素敵な歌人を紹介していただき、ありがとうございます。

春を呼ぶ雪ですか。
雪の下で大地はすでに、草花たちのいのちを孕んでいる
のでしょうね。

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