もっと言葉を

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もっと吹きすさぶ言葉を
もっと狂おしい言葉を
わたしがわたしでなくなる
わたしがわたしになる
君の瞳の闇に火をそそぎ
降り止まぬ雨に火をそそぎ
凍てつく灼熱の言葉を
孤独な胸に叩きつける
(風は脳髄を掻きまわせ)
雨はやがて吹雪となり
無数の炎となって頬を打ち
微笑の仮面を引き剥がすだろう
息もできないほどに
愛は夢幻の涯より吹きつのる
すべての激情を白く塗りつぶし
すべての生死を裏返えし
もっと言葉を
君が君でなくなるように
君が君でありつづけるように
もっと言葉を














この記事へのコメント

於兔音
2013年02月21日 03:26
言葉が言葉でありつづけるように…
E•G
2013年02月21日 20:12
言葉が言葉を見いだすために•••

ひとの出会いというものも、言葉が言葉を見いだす、ということなのでしょうね。
はるママ
2013年03月14日 10:18
「死の床にある人、絶望の底にある人を救うことができるのは、
医療ではなくて言葉である。宗教でもなくて、言葉である」
つい最近池田さんのこの言葉をおもいだしていました。
若松さんの『魂にふれる』の中でも、この部分引用されていましたね。
ブログでも少し触れさせてもらいました。
今頃になってですが(^^;)

言葉というものは発する先から消えていくようでいて、
いつまでも残りつづける不滅のものでもありますね。
私自身、この9年間そのような言葉を求め続けてきたように思います。
これからもやはり求めることはやめられないのでしょうね。
E•G
2013年03月14日 22:17
はるママさん今日は。
どうもご無沙汰しています。このところしばらくネットを見ることもなく、PCも埃をかぶっていました。笑
そう、言葉以外に求めるものなど何もないですね。けれど、言葉はまた無力とも思われます。
言葉を失い、言葉の無力をかみしめた地点から言葉にならないコトバの旅は始るのでしょうか。

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