テーマ:思片

名づけられぬもの

「言葉」、「愛」、「いのち」、「存在」・・これらは同じあるものを別の角度からみての仮の名前ではないだろうか? それは言葉の果ての言葉であり、それは愛が滅びても続く愛であり、それはいのちを生みまた滅するいのちであり、それは存在しない存在であるだろう。 わたしはそれに決して近づけず、それの周囲を狂おしく回っているが、同時にその中…
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憶い出のために

君は隠れている ひとごみのなかに 仕事のなかに 通勤電車の無表情のなかに そして日々の疲れのなかに けれどある日君は恋をする すると君自身があふれてくるのだ もはや君は君であることを隠すことができない なにより君自身に隠せない そして愛という謎をとおして世界が現れてくる。 君に手を差しのべるのはただの…
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沈黙の海(言葉)

 沈黙は言葉がなくても存在し得る。けれど沈黙なくして言葉は存在し得ない。                                 『沈黙の世界』-ピカート  私は、現代人が失いかけているのは「話しあい」などではなくて、むしろ「黙り  あい」だと思っている。                        …
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飛翔

    鳥は飛翔するために     限りなく身体を軽くして     強い筋肉の力で羽ばたく     ひとは飛翔するために     限りなく心を軽くして     自由な魂の力で羽ばたく
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魂の果ての神

 街中に大小のクリスマスツリーやイルミネーションが飾られて、心が浮き立つ季節になった。クリスチャンでもない多くの日本人が浮かれ騒ぐのはおかしいという意見もあるだろうけれど、日本人にとってはキリストも八百万の神様のうちのひとりなのだろう。寒いさびしい冬に華やかなひとときを創出するのは生活の知恵といえないこともない。  だがそれと…
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燃ゆる思考

紅葉の公園をゆっくりと歩く。 僕に踏まれ、靴底で軽やかに砕けていく落ち葉たち。 樹木の枝にはまだ落ちまいと懸命に、最期のいのちを燃やしてい葉がある。 なぜ樹木は毎年、このドラマを繰り返すのか? 樹木のいのちはなぜこのようで在り続けるのか? そして樹木のいのちに思いを馳せるぼくのいのちはどうしてここに在り、このようで在る…
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迷宮(labyrinth)

この世界は迷宮だ。 汚辱と無垢、残酷と優しさ、無知と叡智・・。 それら入口から出口までのおそろしく錯綜した迷宮がこの現実だ。 ひとは迷宮を迷宮であると自覚しないまま、そのくせ迷いのなかで生きている。 けれど実を言えば迷宮など存在していない。 その入口や出口があるわけでもない。 汚辱と無垢、残酷と優し、無知と叡智の…
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ひとつにもゆる

 はるかにながれゆくあなたのたましいと  はるかにおってゆくわたしのたましいが  ひとつにかさなりもえあがるそらのはて  ※昨日の夕暮れですが飲み会でupできなかったので・・・
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哲学の巫女へ-遅すぎる追悼

 人がほんとうに自分が生きるか死ぬかのクライシスになったときに求めるのは、お金でもモノでもなくて、ほんとうの言葉でしょう。言葉がなければ人は生きられない。                                    『君自身に還れ』-池田晶子  不覚だった。池田晶子さんが亡くなっていたことに半年も…
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恋について

<恋に恋する>ということ これが恋の始まりであり、恋のすべてであるかもしれない・・・  恋ははじめ大きな歓喜であると同時に、それまで気付かなかった内なるたましいの発見を伴うものである(たとえ意識はされなくても)。だからひとはそれに理屈もなく惹きつけられる。恋の相手が優しいとか好みの顔立ちだとかいったことは、ひとが恋に陥る理由のほ…
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もうひとりのわたし

物心がついた頃には、もうひとりのわたしの存在に気づいていた。 それはドッペルゲンガーや守護霊とかいったものではなく、かといって客観的に自己を視る精神のあらわれといったものでもなかった(ように思われる)。 もうひとりのわたし(便宜的に彼と呼ぶ)のほうは、たぶんわたしが彼をそれと気づくよりもずっと前から、わたしをみつめていた。 わ…
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